アクアコミュニケーターの知恵

 

 

水と地球環境のはなし  |  Story of the global environment and water


 

水のメガネ
(2)スーパーマーケットは巨大なプール

 

私たちが食べているのは、パンやご飯などの主食だけではありません。

おかずもたくさん食べます。

スーパーマーケットに入って水のメガネをかけてみました。

売り場全体に水があふれていて、まるで巨大なプールに入ったようです。

青果コーナーで、たまねぎをのぞくと・・・

 

 

バケツ(10リットル入り)4杯分の水が見えます。

トウモロコシは

 

 

バケツ9杯分、

パイナップルは

 

 

バケツ75杯分の水が見えます。

 

でも、驚くのはまだ早かったのです。

 

水のメガネをかけたまま精肉コーナーへ行くと、そこは大洪水のごとく水があふれていました。

パックに入った鶏肉(300グラム)をのぞくと、バケツ135杯分もの水のかたまりが見えました。

豚肉(300グラム)はさらに多く・・・

 

 

バケツ177杯分、

牛肉(300グラム)にいたっては・・・

 

 

バケツ618杯分にもなります。

6180リットルってどのくらいか想像できますか。

災害などのときに給水車が出動したのを見たことがあるでしょう。

あの給水車には3000リットルの水が入ります。

ですから1パックの牛肉をつくるのに・・・

 

 

給水車2台分の水が必要ということになります。

おなじみの豚丼や牛丼には150グラム程度の肉が入っていますから、

豚丼を食べるとバケツ88杯分、

牛丼を食べるとバケツ309杯分の水を食べていることになります。

なぜ肉をつくるのにこれほどたくさんの水が必要なのでしょう。

それは鶏や豚や牛は水を飲むし、さらに水を使って育てた植物をエサにしているからです。

育つまでに使った水ということになると、とてもたくさんの水が必要なのです。(続)

 

 

出典『水のメガネ』(橋本淳司)『OCONOMISSION2010』収蔵

目次へ戻る