週刊「水」ニュース・レポート    2013年2月13日号

 

 

 

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みなさんは、やけどをしたときどんな治療をしていますか?

やけどをしたら患部を冷たい水で冷やす。

そうすることで皮膚を冷やし、水ぶくれを防ぐと考えられてきました。

ですが、

Journal of Plastic誌に掲載された研究(Reconstructive & Aesthetic Surgery)によると、温水を使用したほうが、組織の損害が軽減し、患部に血流を取り戻すのに有効だとしています。

スイスの研究チームは、火傷したマウス(実験用のネズミ)のグループを以下の3つに分けて、

 

  • <Aグループのマウス>
  • 17℃の水につけたガーゼで20分間手当てする

 

  • <Bグループのマウス>
  • 37℃の水につけたガーゼで20分間手当てする

 

  • <Cグループのマウス>
  • 手当てされない

経過観察したところ、組織のダメージは、Bグループのマウスが著しく少なかったと報告されています。

この実験はネズミで行なわれましたが、研究者は、やけどの基本原理やメカニズムは、人間でも似ていると言っています。

研究主任のReto Wettsteinさんは、17℃の水につけたガーゼで20分間手当てすると、

皮膚は痛みを感じるともに、異常な低温に結びつき、それが組織のダメージにつながるのではないかとしています。

Wettsteinさんが、火傷治療として個人的に行っているのは、

 

  • 約1分間患部を冷水で冷やしたら、温水での手当に切り替える

のだそうです。

 


 

 

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