週刊「水」ニュース・レポート    2014年4月9日号

 

 

 

【今回厳選したニュース】

 

 


 

 

【ニュースを見る目】

 

みなさんは、「トイレ」と聞いてどんなことを思うでしょう?

子供のときは、「入ると恥ずかしいから学校では絶対にいかない」なんて思ったでしょうか?

「一人になれてほっとする」なんて思ったこともあったでしょうか?

トイレによって私たちは、衛生的で快適な生活が送れるようになりました。

いまやあたたかい便座に腰を下ろし、ウンチの姿を見ることもなく、毎日を送れます。

ちょうどよい温度のお湯でお尻を洗ってもらっている人もいるでしょう。

 

でも、地球全体を見渡せば、トイレのおかげで衛生的かつ快適な生活が送れる人はごく一握りです。

下痢が原因で死んでしまう子供は毎年150万人いるとされます。

その原因の9割近くが、水が不衛生であること、トイレなどの衛生施設が整っていないことにあります。

トイレを利用できない人は世界で約25億人。

途上国では人口の4分の1が屋外で排せつ行為を行っています。

でも野外で排泄すると、飲み水として利用する水源を汚してしまいます。

女性にとっては別の問題もあります。

男性は屋外で排泄できても、女性はプライバシーを保つ場所がないと用を足すことができません。

だから女性は自宅の床で用を足し、その後掃除をします。自然と外出に消極的になり学校に行かない少女も多いのです。

トイレの問題はじつに奥が深い。

そこで、これまでにないトイレのアイデアが必要なのです。

たとえば、水不足の地域でもつかえるトイレ、ウンチやオシッコを活用できるトイレ、いままでにない形をしたトイレなど、体の不自由な人に使いやすいトイレなどを、お子さんと考えてみてはいかがでしょう。

優秀作品は、「科学未来館」の行われる「トイレ? 行っトイレ!〜ボクらのうんちと地球のみらい」(2014年7月2日〜10月5日)で展示されます。

 

 


 

 

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