週刊「水」ニュース・レポート    2014年6月11日号

 

 

 

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バラスト水の浄化が義務づけられるようになりました。

バラスト水とはなんでしょうか?

まず、バラストとは、船を安定させる底荷のことです。

船舶に荷物を積まずに水に浮かべると、重心が高くなります。すると不安定になり、転覆しやすくなります。

そこで船底にあり「バラストタンク」と呼ばれる区画に水を入れ、船の重心を低くして安定させます。

その水が、バラスト水と呼ばれ、海の水が利用されます。

 

バラスト水は、目的に到着すると排出されます。

ですが、このときにプランクトン、卵、細菌なども排出され、環境に適していればそこで繁殖します。

バラスト水問題とは、元々生息していた地域から離れた水生生物が、移動した先で増殖して、人の健康や経済活動に影響を与えること、その地域の生態系を変化させることです。

現在、年間100〜120億トンものバラスト水が移動していると推定されており、世界中の港湾および周辺海域において漲・排水されることで、バラスト水に混入した貝、プランクトン等の海洋生物および病原体が移動しているのです。

今回の「改正海岸汚染防止法」は、それに歯止めをかけるのが目的です。

 


 

 

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