週刊「水」ニュース・レポート    2016年8月3日号

 

 

 

【今回厳選したニュース・レポート】

 

 


「水素水」についてどう考え、どうつきあうかは、6月1日、6月9日の当レポートでも述べました。

 

本日紹介する記事には、「水素水」について10のポイントがまとめられていて参考になります。

■水素水に関する基礎知識

 

  • 水素水の定義はない。
  • 効果が研究されているのは水素であり、水自体ではない。
  • どんな容器でも水素は少しずつ抜けていく。
  • 水素はアルミ容器だと抜けにくいが、プラスチック容器だと店頭販売時にほぼゼロになっている。
  • 水素はキャップからも少しずつ抜けていく。
  • 水の電気分解を利用する機器でつくる水素の濃度は一般的に低い。
  • 水素の常圧の上限濃度は1.6ppmだが、圧力を高めると溶け込む濃度は高くなる。
  • 水素に関する研究論文は400近くあり、そのうち人の臨床試験に関する論文は約20ある。
  • 患者の臨床研究は進むが、健康な人が飲んだ場合の効果に関するデータはほとんどない。
  • 科学的な根拠を公開したうえで販売される機能性表示食品として認められた水素水はまだ存在しない。

 


 

【今回厳選したニュース・レポート その2】

 

 


食料自給率は上がらず、コメ離れは止まらず。

コメの消費額が減った要因は、まず食べる量が減っていること。

1世帯あたりのコメの消費量は、1990年に年間126キログラムだったのに対し、近年は80キロ程度と3分の2になりました。

そして価格も下がりました。この間、コメの価格は30%以上下がっています。「消費が減るのはコメの値段が高いから」と言われた時期もあるが、すでに1キロあたりの価格はパンの半分。それでもコメは選ばれません。

その理由は2つあります。1つは輸入によって食べるものが豊富になったこと。2つ目は、ご飯は太るというイメージ。ご飯中心の食生活は実はカロリー的にはパン主体より低いのですが、太るというイメージが女性に根強い。そのほか「ご飯を炊きあがるまでに時間がかかる(パンは時間がかからない)。忙しい朝にご飯を炊く時間がない」という意見もある。

コメを食べなくなった、しわ寄せは農家を直撃します。農家はコメ作りをやめ、田んぼは減っていきます。

でも田んぼは私たちにとってとても重要です。

田んぼは地下水を育み、洪水を緩和させます。今後は気候変動によって豪雨と渇水を繰り返すようになることが予想されているので、田んぼの守ることは生活を守ることにつながります。だからもっとコメを食べましょう。できれば自分の住んでいる流域のコメを食べましょう。

もう1つ重要なのは、日本の食料自給率は約4割で、残りの6割は海外からの輸入に頼っていること。農産物をはじめとする食料生産には大量の水が必要です。食料を輸入するということは、本来国内で生産していれば必要とされる大量の水を、食料を輸出している他国で消費していることになります。日本国内での水の消費を肩代わりしてもらっているのです。パン(小麦)は多くを輸入に頼っているが、小麦を育てるために枯れてしまった地下水がいくつもあります。

つまり、パンを選んだことで、2つの地域の地下水を減らしてしまった可能性があるのです。

おコメ食べましょう!おいしいですよ。