アクアスフィア・水教育研究所について

アクアスフィア水教育研究所は「みずからかんがえる」ことで持続可能な社会づくりのお手伝いをします。

「みずからかんがえる」には「水から考える」、「自ら考える」という2つの意味があります。今後30年を考えたとき、資本主義、経済成長、民主主義、世代間格差、気候という5つの要素に重大な変化が現れると予測されます。

グローバルという視点でも、ローカルという視点でも、持続可能な社会を構築するには、私たちの世界を支えているシステムを根本的に変えていく必要があるでしょう。私たちが変えていかなければ、強制的な変更を余儀なくされるでしょう。

パラダイム変化は地震のようなもので、ある日突然発生します。しかし、前兆はすでに起きています。その1つが水の様相の変化です。水の枯渇、汚染、あるいは洪水。地震の前に湧き出していた水が枯れるという話を聞いたことがありますか? これと同様、水の様相の変化はパラダイム変化の前兆となります。

私たちは持続可能性をかけて「水から考え」「自ら考えて行動する」必要があります。水教育はこれまでの環境教育の枠内で考えられるべきものではありません。

いかに安全な水を確保し生きるか。

いかに水から安全を確保し生きるか。

この根源的でシンプルな問いを深く考え、行動することが必要です。

そのために「アクアスフィア水教育研究所」は、水教育の場づくり、人づくり、教材づくりを行ない、持続可能な社会づくりをサポートします。

アクアスフィア水教育研究所の普及活動の目標

小学校卒業時の水リテラシー

自分の住む流域がわかる。自分が使う水がどこから来て、どこへ流れていくかがわかる。

高校卒業時の水リテラシー

自分の住む流域における水、森、食料、エネルギーの関係や問題がわかる。問題を解決するためのベイビーステップ(小さな一歩)がわかる。

一般の方の水リテラシー

ローカルの水問題、グローバルの水問題がわかる。自分の住む流域における水、森、食料、エネルギーの最適化を図るためのベイビーステップを実行する。

ベイビーステップという言葉を使いましたが、社会を変えるには対話のなかで「ビッグピクチャー」を描くとともに、誰もが同意し行動できる小さな一歩=「ベイビーステップ」を設定することが大事です。アクアスフィア水教育研究所は「みずからビッグピクチャー&ベイビーステップをかんがえる」お手伝いをしていきます。

アクアスフィア・水教育研究所の活動

国・自治体の方へ

伝える

国・自治体の方へ1

地域の水課題を整理し、地域・状況にあった解決をサポートします。
地域の課題を、市民や企業と共有するための普及啓発活動(シンポジウム・講演・学習会等)を企画・運営します。
解決方法をもつ専門家の知恵を現場に伝えます。
水政策(地下水保全条例策定、水道政策等)について、提言やアドバイスを行います。
国・自治体の水に関する情報発信のお手伝いをします。

つなげる

国・自治体の方へ2

課題を解決するために、現場と専門家の知恵をつなげます。
水を保全し大切につかう持続可能な地域社会をつくるために、市民、自治体、企業をつなげます。

育む

組織内に「アクアコミュニケーター」を育みます。自治体がもつ課題を解決には、企業、市民との協働が必要です。
行政には調整役となるアクアコミュニケーターが必要です。
アクアコミュニケーターは水問題解決の知恵、コミュニケーションスキル、学びの場をつくるスキルをかねそなえた存在です。
アクアコミュニケーターは市民や子どもたちに向けて普及啓発活動(勉強会)も行います。

自治体向け講演・研修プログラムはこちら

企業の方へ

伝える

企業の方へ1

企業をとりまく水課題を整理し、地域・状況にあった解決をサポートします。
企業の課題や解決方法を、市民、自治体と共有するための普及啓発活動(シンポジウム・講演・学習会等)を企画・運営します。
企業の水政策について、提言やアドバイスを行います。
企業の水に関する情報発信のお手伝いをします。

つなげる

企業の方へ2

課題を解決するために、現場と専門家の知恵をつなげます。
水を保全し大切につかう持続可能な地域社会をつくるために、市民、自治体、企業をつなげます。

育む

組織内に「アクアコミュニケーター」を育みます。アクアコミュニケーターは水問題解決の知恵、コミュニケーションスキル、学びの場をつくるスキルをかねそなえた存在です。
アクアコミュニケーターは市民や子どもたちに向けて普及啓発活動(勉強会)も行います。

企業向け講演・研修プログラムはこちら

学校・教育関係者の方へ

伝える

学校・教育関係者の方へ1

水や水資源に対する理解を深め、責任感を促すことを目標として開発された「水」に関する教育プログラム「プロジェクトWET」を活用し、いきいきとした水の授業を行います。
海外の水事情を理解し、いかに貢献するかを考えるドネーション・クイズを織り交ぜた水の授業を行います。
地域の水事情を理解し、課題を解決するためのアイデアを子どもたちが自ら生み出す授業を行います。

つなげる

学校・教育関係者の方へ2

水を保全し大切につかう持続可能な地域社会をつくる活動をしている、市民、自治体、企業と学校をつなげます。

育む

学校内に「アクアコミュニケーター」を育みます。アクアコミュニケーターは水問題解決の知恵、コミュニケーションスキル、学びの場をつくるスキルをかねそなえた存在です。
アクアコミュニケーターは、水や水資源に対する理解を深め、責任感を促すことを目標として開発された「水」に関する教育プログラム「プロジェクトWET」を活用し、いきいきとした水の授業を行います。
教える側が単に知識を与えるのではなく、アクティビティ(活動)を通じ、「水」そのものや、その大切さや重要性に気づき、学んでいきます。

学校向け講演・研修プログラムはこちら

NPO・NGO・市民の方へ

伝える

NPO・NGO・市民の方へ1

地域の水課題を整理し、地域・状況にあった解決をサポートします。
解決方法をもつ専門家の知恵を現場や市民に伝えます。

つなげる

NPO・NGO・市民の方へ2

課題を解決するために、現場と専門家の知恵をつなげます。
水を保全し大切につかう持続可能な地域社会をつくるために、市民、自治体、企業をつなげます。

育む

組織内に「アクアコミュニケーター」を育みます。
アクアコミュニケーターは水問題解決の知恵、コミュニケーションスキル、学びの場をつくるスキルをかねそなえた存在です。
アクアコミュニケーターは市民や子どもたちに向けて普及啓発活動(勉強会)も行います。

NPO・NGO・市民向け講演・研修プログラムはこちら

アクアスフィア・水教育研究所のポリシー

  • 専門家の知恵、技術などを現場や市民に伝える際、事実確認が十分でない場合は、特定な利害関係者に有利になる情報は発信しません。
  • 活動に際しては、市民・地域・企業など、すべての関係者の持続可能な共通利益を探ります。相反する場合は、市民・地域を優先します。
  • 事前確認なく、非公式なコメントの発表はお断りしています。
  • 企業の商品やサービスの宣伝行為はお断りしています。客観的な事実に基づく解説であれば、例え広告内であってもこの限りではありません。

代表 橋本淳司について

橋本淳司プロフィール写真1

橋本淳司 (はしもとじゅんじ)
Junji Hashimoto

橋本淳司プロフィール写真2

現在の役職
Current position

プロフィール

1967年、群馬県生まれ。学習院大学卒業。

水ジャーナリストとして水問題やその解決方法を調査、さまざまなメディアで発信している。水問題に関する近著に『水道民営化で水はどうなる』(岩波書店)、『水がなくなる日』(産業編集センター)、『通読できてよくわかる水の科学』(ベレ出版)、『日本の地下水が危ない』(幻冬舎新書)など。「Yahoo!ニュース 個人 オーサーアワード2019」受賞。

アクアスフィア・水教育研究所代表。中国での節水教育担当者育成プロジェクト、インドでの雨水活用コミュニティーづくりなど、国内外で地域の水問題を解決するためのファシリテーター、チームビルディングのためのコーディネーターを行う。文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクール、ワールド・ワード・ラーニングコンソーシアム拠点校において、探究学習や「主体的・対話的で深い学び」を実現するためのカリキュラムと教材を作成し、授業をプロデュースするとともに、自らも授業を行っている。教育に関する近著に『対話して行動するチームのつくり方 楽しみながら身につく話し合いの技法』(三省堂)がある。

武蔵野大学客員教授、NPO法人地域水道支援センター理事。

著書に、『水道民営化で水はどうなるのか』(岩波ブックレット)、『水がなくなる日』(産業編集センター)、『67億人の水』(日本経済新聞出版社)、『100年後の水を守る〜水ジャーナリストの20年』(文研出版)、『日本の地下水が危ない』(幻冬舎新書)など多数。

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