100年後の水を守る―水ジャーナリストの20年(文研じゅべにーる)
出版社 | 文研出版 |
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発売日 | 2015年6月17日 |
著者の「水」に対する、あつい思いや願い
1990年後半に、取材で訪れたバングラディッシュで目の当たりにした、とある町の共用井戸の衝撃的な実態でこの作品は始まります。その井戸から出る水は、ヒ素に汚染されていたのです。これまできれいな「水」のよさを取材してきた著者にとって、驚くべき事実でした。水不足はアジアやアフリカの問題で、自分には関係ないと思っている人がまだ多くいますが、そんなことはありません。一人一人が自分たちの水を末ながく使っていくには、どうしたらよいかを考える時期にきています。著者の水ジャーナリストとしての活動をお話ししながら、将来の水を守る方法をいっしょに考えます。